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本誌試算:推論用の計算資源1単位あたりで比べると、Anthropic が定額プランから得る売上は API・企業顧客から得る売上の約6分の1

棒グラフ:Anthropic の推論用の計算資源のうち定額プランが40%以上を占める一方、売上では10%にとどまる(二つの割合は SemiAnalysis の推計)。本誌の試算では、計算資源1単位あたりの売上は、定額プランが API・企業顧客の約1/6。

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算出方法

調査会社 SemiAnalysis が 2026年10月5日に公表した推計によると、Claude を開発する Anthropic では、月額の定額プランは売上の約1割にすぎないのに、推論用の計算資源(AI が利用者に応答するために使う計算能力)の4割以上を使っている可能性があり、本誌はその下限の4割で計算し、残り6割の計算資源がすべて API 顧客(自社のソフトから直接モデルを呼び出し、使った分だけ支払う顧客)と企業顧客に使われ、残り9割の売上を生んでいると仮定した。全社平均の計算資源1単位あたりの売上を1とすると、定額プランは 10% ÷ 40% = 0.25、API・企業顧客は 90% ÷ 60% = 1.5 で、0.25 を 1.5 で割ると約6分の1になる。

限界

比べているのは利益ではなく売上で、二つの割合はいずれも SemiAnalysis 1社による粗い推計であり、原文では計算資源の割合が「4割以上」とされているため、実際に4割を上回る場合や、残りの計算資源の一部が無料利用など売上を生まない用途に使われている場合には、定額プランの値は6分の1より小さくなる。

出典