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プロダクトと半導体 · 2026年8月29日

AWS は自社でチップを作りながら NVIDIA も買い増しており、今回は自社で作った部品を相手方の接続技術へつないだ。

チップと半導体 · 追跡更新 (発表日 8 月 27 日)

この記事の出典 2026年8月29日 夕刊

本紙は 8 月 28 日の号の短信で、AWS が 2027 年から 2028 年の二年でさらに 200 万個の NVIDIA GPU を配備すると約束したことを伝えた。今日足すのは、あの共同発表のもう半分になる。カードを買うだけではない。協業は NVIDIA の Vera 中央処理装置にも広がり、AWS が自前で作った広帯域メモリを NVIDIA の NVLink Fusion へつなぎ、NVIDIA のオープンウェイト・モデル群 Nemotron が AWS に載り、Amazon の倉庫ロボットが NVIDIA のロボット向け AI 基盤を採る(Data Center Dynamics、08-27)。NVLink Fusion は、複数のチップを一個のように協調させる高速接続の技術だ。

⚠️ 口径を三つ止めておく。一つ、これは約束であって引き渡しではない。 200 万個は二年の合計で年ごとに分けられておらず、比べる基準の「2026 年の 1 年で 100 万個超」は単年の数字になる。母集団が違うので、割って何倍になったとは言えない。二つ、 金額も支払いの条件も解除の条項も開示されておらず、NVIDIA の売上を推し量るのに使えない。三つ、 数量の宣言は双方に大きく見せる誘因がある。

これはあなたにとって: AWS が自前で Trainium(自社で設計した AI 訓練用のチップ)を作りはじめて何年も経つ。市場はこの線をずっと「NVIDIA を置き換えるまでのつなぎ」と読んできた。自社部品を相手方の接続の生態系へつなぐことは、カードを買うよりも深い結びつきであり、向きは「置き換える」の逆になる。積み増した位置が、購買の一覧から設計そのものの内側へ移った。自分で見張れる拠り所: 次の発表で、AWS の自社部品が NVIDIA の接続生態系へもう一歩寄るのか、それとも自前の一式を育てはじめるのか。

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