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米国が中国製のデータセンター機器を禁じようとしている。手当てされていないボトルネックは光モジュールだ。

ロイターは 8 月 4 日、トランプ政権が中国製のデータセンター機器を禁じる規則を起草中だと報じた(報道、2026-08-04)。光通信の分析家 Andrew Schmitt がその日に挙げた対抗のカードは具体的である。リン化インジウムのウェハー輸出、そして中国の大手光モジュール二社が輸出を止めること——「中国の外には、これを支えるだけのモジュール製造能力がそもそも足りていない」(原文、2026-08-04)。光モジュールはデータセンターのなかで電気の信号を光へ変え、ラックとラックのあいだを高速につなぐ部品だ。クラスタをどれだけ大きく、どれだけ速く敷けるかを決める。⚠️ 草案はまだ成立しておらず、対象の範囲も効きはじめる時点も分かっていない。別の分析者は建設の速度が半分に落ちると見積もったが、それは見積もりであって計測ではない。しかも彼は同じ一文のなかで恩恵を受ける会社を名指ししており、ポジションを持つ側の動機がある。彼自身、その会社群は需要をさばききれないとも言っている。だから短い目で見れば「製造能力が米国へ移る」のではなく、「製造能力がしばらく消える」ことになる。

出典

この記事は2026年8月9日の夕刊に掲載されました(同じ号にほか 12 本)。

この記事を引用

SecondSource(2026)「米国が中国製のデータセンター機器を禁じようとしている。手当てされていないボトルネックは光モジュールだ。」https://secondsource.io/ja/news/2026-08-09-1/ (閲覧日閲覧)