SecondSource一次情報から判断を組み立てる

Super Micro の 9 月末までの四半期売上高は 199 億米ドルで前年同期の約四倍になった。一社の顧客が売上の 44% を占め、米国の比率は 37% から 80% に急上昇した

コンセプトイラスト:黒いロングコートに名札を下げた2人の人物が左右に立ち、それぞれ巻物の芯を持って横長の幕を広げている。幕の上部の黒い帯には白い大きな文字で「SUPER MICRO」、右端には青い文字で「SUPERMICRO」と書かれた緑の楕円があり、その下の左側には「CUSTOMER」の看板を掲げた大きなベージュの建物に通気口のある赤いキャビネットが4台並び、右側には小さなベージュの建物が並んで、そのうち5棟にはそれぞれ黒いキャビネットが1台ずつ見え、6棟目は幕の右端で切れている。 画像内の文字:44% 一社の顧客の売上比率、四半期報告書。

AI サーバーを組み立てる Super Micro は 11 月 6 日、9 月 30 日までの四半期の 10-Q を米証券取引委員会に出した(Super Micro 10-Q、2026-11-06)。売上は前年同期の約四倍だが、売上の半分近くが名前の出ていない一社の顧客にかかっている。

前年同期と比べると、今期の純売上高は 199.5 億米ドルで約四倍になった。前年同期は 50.2 億ドルだった。四半期報告書の経営陣による説明は前年比 297.5% 増と書き、主因を AI プラットフォームの需要増とする。売上総利益は 25.4 億ドル、粗利率は 12.7% で、前年同期は 9.3% だった。純利益は 15.9 億ドルで、前年同期は 1.68 億ドルである。

買い手は集中した。四半期報告書によると、一社の顧客が純売上高の 44.0% を占め、前年同期は二社がそれぞれ 17.3% と 11.6% だった。売掛金では二社がそれぞれ 49.0% と 16.8% を占める。地域の構成も入れ替わった。米国は 159.9 億米ドルで 80.1% を占め、前年同期は 36.6% だった。アジアは 10.9 億ドルで 5.5%、前年同期は 46.2% だった。

まだ言えないこと: 44% を占める顧客の名前は、四半期報告書に出ていない どう確かめたか →

次に注目するのは、来年 2 月上旬の次の四半期報告書で、一社の顧客の比率とアジアの比率がどちらに動くかである。

出典と検証

この記事は2026年11月7日の夕刊に掲載されました(同じ号にほか 13 本)。確認の経緯、引用の照合、その日に確認できなかった資料は、その号の本日の検証にあります。

この記事を引用

SecondSource(2026)「Super Micro の 9 月末までの四半期売上高は 199 億米ドルで前年同期の約四倍になった。一社の顧客が売上の 44% を占め、米国の比率は 37% から 80% に急上昇した」https://secondsource.io/ja/news/2026-11-07-3/ (閲覧日閲覧)