振り返り · 本紙 8 月 7 日の深掘りレポート
Kimi K3、12 中 8 つが公式と同額——原因は不明
オープンウェイトモデルのライセンスは、第三者の値下げを防げるのか。本紙が 8 月初めに取ったデータでは、Kimi K3 の 12 のサービスエンドポイントのうち 8 つが Moonshot の公式価格どおりだった。 Kimi K3 は中国 Moonshot の旗艦オープンウェイトモデルである。本紙は 8 月初め、同じモデルについて各サービス事業者のエンドポイントと価格を一覧にするサービス OpenRouter の API から、Kimi K3 の 12 のサービスエンドポイントをすべて取り出した。8 つの価格は Moonshot の公式と同じで、3 つは 50% から 72% 上乗せした高速版だった。公式より 11% 安かったのは、小規模事業者の Morph だけである。前世代の K2 のときは、推論サービス事業者の DeepInfra などの第三者が公式より 12% から 33% 安かった(8 月 7 日の深掘りレポート)。本紙の当時の読みでは、ライセンスの条件によって、Moonshot の公式 API の価格が下限として保たれていた。価格の下限とは、第三者の価格が公式を下回らないことを指す。ただし、第三者の価格が公式を下回らない原因は、このデータからは判断できない。米国のホスティング事業者が売っているのはデータが国外に出ないことで、もともと価格競争をしないだけの可能性もある。Moonshot に払うライセンス料率は、今もどこからも開示されていない。本紙はこの判断を、公開の判断カードに記録している。答え合わせの日は 11 月 5 日で、基準は本紙が独自に定めた。その日 OpenRouter で公式より 12% 以上安い第三者が一つでもあれば、下限の読みは弱まる(判断カード)。 どう確かめたか →

出典と検証
この記事は2026年10月25日の夕刊に掲載されました(同じ号にほか 8 本)。確認の経緯、引用の照合、その日に確認できなかった資料は、その号の本日の検証にあります。
この記事を引用
SecondSource(2026)「Kimi K3、12 中 8 つが公式と同額——原因は不明」https://secondsource.io/ja/news/2026-10-25-3/ (閲覧日閲覧)