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Alphabet の四半期報告書によれば、Google Cloud の契約済みでまだ売上に計上していない額は 5,608 億ドルで、全社の計 5,677 億ドルの半分強が二年以内に計上される見込み

コンセプトイラスト:開いた本の上に長い灰色のベンチが置かれ、左端に赤いバインダーが一列に並び、右端には「CONTRACTS」と書かれた白いプレートの後ろにもう一列の赤いバインダーが並んでいて、その列は「GOOGLE CLOUD」の文字と多色の雲の図形が付いた白い箱型の建物の開いた入口の前にあり、入口の奥には天井照明の下に暗色のサーバーラックが並ぶ。左上には「ALPHABET」の文字と多色のG字形の図形が入った白い看板がある。

なぜ重要か: 本紙の推論:本紙 10 月 29 日号が書いたとおり、Alphabet は第 3 四半期に設備の購入で本業の現金を上回る額を使った。それでも Google Cloud には、契約済みでまだ履行していない仕事が 5,608 億ドルある。足りないのは目先の現金で、契約ではない。

Alphabet は 10 月 29 日、米証券取引委員会(SEC)に第 3 四半期の四半期報告書 10-Q を提出した。

報告書によれば、9 月 30 日時点で、契約済みでまだ売上に計上していない額(残存履行義務)は計 5,677 億ドルで、うち 5,608 億ドルが Google Cloud の分である。会社は、55% をやや上回る分が今後 24 か月で計上され、残りはその後になると見込む(Alphabet 10-Q、2026-10-29)。前日の届け出によれば、Google Cloud の第 3 四半期の売上は 307 億ドルだった(Alphabet 8-K、2026-10-28)。5,608 億ドルは、クラウド部門の一四半期売上の約 18 倍にあたる(本紙の計算)。

設備の支払いが重い一方で、仕事はすでに契約済みである。本紙 10 月 29 日号「Alphabet、FCF 赤字続きで起債・増資」は、Alphabet が第 3 四半期に設備の購入で本業の現金を上回る額を使い、同じ四半期に社債 287 億ドルを発行し、株式も追加発行したと書いた。今回の報告書が示すのはもう一つの面で、半分強は二年以内に計上され、残りはさらに後になる。

まだ言えないこと: 未計上の契約は履行して初めて売上になり、現金でもない どう確かめたか →

次に注目するのは Alphabet の第 4 四半期決算である。この未計上の契約が増え続けるか横ばいか、フリーキャッシュフローがプラスに戻るかを見る。未計上の契約が次の四半期に減れば、足りないのは現金で契約ではないという読みは改める。

出典と検証

この記事は2026年10月30日の夕刊に掲載されました(同じ号にほか 13 本)。確認の経緯、引用の照合、その日に確認できなかった資料は、その号の本日の検証にあります。

この記事を引用

SecondSource(2026)「Alphabet の四半期報告書によれば、Google Cloud の契約済みでまだ売上に計上していない額は 5,608 億ドルで、全社の計 5,677 億ドルの半分強が二年以内に計上される見込み」https://secondsource.io/ja/news/2026-10-30-3/ (閲覧日閲覧)