SecondSource一次情報から判断を組み立てる

今週 · 公開 8 月 28 〜 29 日

中国のラボ三社が同じ週に、百万級の文脈長を備えたオープンウェイトモデルを一つずつ出した。そしてどの数字にも第三者による再現がない。

本紙は 8 月 28 日の号で GLM-5.3-Flash の価格づけと効率の分かれ目を扱った。今日新しいのは、その旗艦版が重みを公開したこと、そして他の二社が同じ時期に出したことになる。仕様の書き方は「総パラメータ/活性パラメータ」で、三つとも文脈長は 100 万だ。Z.ai(智譜)の GLM-5.3 は 7,440 億/400 億(Z.ai。仕様はオープンソースの推論提供基盤 vLLM が出した)。テンセント混元の Hy4-preview は 7,700 億/490 億(テンセント混元)。アリババの Qwen3.8-Flash は 1,250 億/60 億で、100 万文字の入力が 0.15 ドル、出力が 0.47 ドルになる(アリババ Qwen)。この二つの数は必ず並べねばならない。 この種のモデルは、一文字ごとに部分網の一部しか呼び起こさない。総パラメータはどれだけメモリを用意するかを決め、活性パラメータは一文字あたりどれだけの計算を払うかを決める。片方だけを報せるのは誤導だ。

出典

この記事は2026年8月30日の夕刊に掲載されました(同じ号にほか 16 本)。

この記事を引用

SecondSource(2026)「中国のラボ三社が同じ週に、百万級の文脈長を備えたオープンウェイトモデルを一つずつ出した。そしてどの数字にも第三者による再現がない。」https://secondsource.io/ja/research/2026-08-30-1/ (閲覧日閲覧)