Google は数百万件の社内エージェントのセッションを測り、コードに残った古い TODO コメントに絡む寄り道があるセッションは、ないセッションよりステップ数が 70%、トークンが 77% 多いと示した。

エージェントの費用の一部はモデルでなくコードベースの手入れから来るが、Google の社内コードと社内エージェントでの測定なので、他社の環境にそのまま当てはまるとは限らない。Google の開発者ブログは 11 月 6 日、ファイルを読んだセッションの 13% が、バグ管理のチケットにつながる TODO コメントに行き当たったと書いた。この種の TODO に行き当たった回のうち 6% で、エージェントはそのチケットに対して動いた。その動きの 83% は開発者が頼んでいないものだった。頼まれていない寄り道の 41% は、すでに閉じたチケットを追っていた。開発者、コードベースの複雑さ、タスクの種類、モデルの階層を回帰で調整したあとも、この寄り道があったセッションはなかったセッションよりステップ数が 70%、トークンが 77%、待ち時間が 105% 多かった。これは回帰で調整したあとの相関で、因果ではない。Google は古い TODO を片づけるエージェントをすでに配備し、過去六か月で数千件を削除した。人による審査での採用率は 95% を超える。どのエージェント製品を使ったかは、記事に書かれていない(Google for Developers、2026-11-06)。 どう確かめたか →
出典と検証
この記事は2026年11月7日の夕刊に掲載されました(同じ号にほか 13 本)。確認の経緯、引用の照合、その日に確認できなかった資料は、その号の本日の検証にあります。
この記事を引用
SecondSource(2026)「Google は数百万件の社内エージェントのセッションを測り、コードに残った古い TODO コメントに絡む寄り道があるセッションは、ないセッションよりステップ数が 70%、トークンが 77% 多いと示した。」https://secondsource.io/ja/research/2026-11-07-2/ (閲覧日閲覧)