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今日 · 指数 10 月 25 日

Ornn 指数、GPU 価格が二割強上昇——数値は一社だけ

Ornn の GPU 成約価格指数で B200 と H200 が一か月に二割強上昇、Nebius の公表価格を超える。H100 は追随せず

本紙 AI 推測:Ornn 一社の指数では B200 と H200 の成約価格が Nebius の公表価格を上回るが、母集団は不明である 2026-12-31に答え合わせ

コンセプトイラスト:パソコンのモニター画面に B200、H200、H100 とラベルの付いた黒いサーバーラック3台が並び、その上に LIST PRICE と書かれた長い横棚が渡されていて、B200 と H200 のラック上端から紐でつながった無地の赤いタグが棚より上に出ている一方、背の低い H100 のラックの横では無地の白いタグが棚の下に下がっている。モニターの台座には、赤と黒の角ばったマークの横に ORNN と書かれたラベルが引き出し線で付いている。

なぜ重要か: 少なくとも Ornn が収録した成約では、公表価格は B200 と H200 のレンタル価格の上限ではなかった。H100 は追随していない。ただし数値は Ornn 一社の指数だけだ。

Ornn の GPU 成約価格指数で、B200 は一時間 9.70 米ドル、一か月で 20.65% 上昇した。H200 は 6.30 ドルで 24.02%、H100 は 3.03 ドルで 6.32% の上昇だった(Ornn、2026-10-25)。本紙の計算では、B200 は Nebius の公表価格 8.50 ドルより約 14% 高い(Nebius 価格ページ)。Uvik がまとめた 10 月 7 日の中央値 8.19 ドルより約 18% 高い(Uvik)。Uvik の数値は 18 日早く、差の一部はこの間の値上がりかもしれない。成約価格の数値は Ornn 一社だけである。

まだ言えないこと: 成約価格の数値は Ornn 一社の指数だけ どう確かめたか →

Ornn の CTO、Wayne Nelms 氏は 9 月のインタビューで、指数が追うのは市場の一部だと述べた。同氏によれば、一度に借りる量が多いほど単価は高い。相互接続した GPU を一度に一万基以上納められる売り手はごく少ないからだ(The Cognitive Revolution のインタビュー)。指数にこの種の大口取引が混じっていれば、成約価格が公表価格を上回るのは一件の規模のせいで、逼迫の強まりではないかもしれない。今あるデータでは両者を切り分けられない。

インターコンチネンタル取引所(ICE)は、この指数を使って計算資源の先物を上場する計画を発表しており、当局の承認を待っている。この発表へのリンクは本号に付いていない。⚠️ 利害の開示:計算資源のレンタル価格が上がることは、指数をまとめる Ornn に有利である。

判断の更新: 本紙は 9 月 18 日号で、逼迫は新規の短期契約に集中しており、公開の価格には表れないと判断した。この判断の根拠は CoreWeave が自己申告した値上がり幅で、冒頭で撤回した倍率ではない。Ornn の成約価格は公開されており、B200 と H200 の数値はすでに公表価格を上回る。「公開の価格には表れない」という部分とは合わない。「逼迫は新規の短期契約に集中する」という部分は、今回は判断できない。成約が短期契約か長期契約かを、Ornn のトップページが書いていないからだ。

少なくとも Ornn が収録した成約の中では、公表価格は B200 と H200 のレンタル価格の上限ではない。H100 は Ornn の数値で 6.32% しか上がっておらず、成約価格 3.03 ドルも Nebius の公表価格 4.50 ドルを下回る。裏付けは指数会社一社だけなので、9 月 18 日号の判断には反証を記録し、書き換えはしない。

次に見るのは、別の指数会社 Silicon Data や、各社の公表価格をまとめる getdeploying の指数が、同じ方向に一割以上上がるかどうかだ。この判断を覆す条件:12 月 31 日(本紙が独自に定めた観察期間)までに、Ornn の B200 指数が、Uvik がまとめた公表価格の中央値(8.19 ドル)を下回れば、成約価格はもう公表価格を上回っておらず、十月は一時的な高値だったことになる。

出典と検証

この記事は2026年10月26日の夕刊に掲載されました(同じ号にほか 5 本)。確認の経緯、引用の照合、その日に確認できなかった資料は、その号の本日の検証にあります。

この記事を引用

SecondSource(2026)「Ornn 指数、GPU 価格が二割強上昇——数値は一社だけ」https://secondsource.io/ja/news/2026-10-26-1/ (閲覧日閲覧)