振り返り · 本紙 10 月 18 日の深掘りレポート
CoreWeave、全機種を約 25% 値上げ——対象は不明
GPU の逼迫は契約価格に表れ、公開の公表価格指数では読み取れない。 GPU の貸し出しを専業とするクラウド事業者 CoreWeave の CFO は 8 月 11 日の決算説明会で、7 月に全機種を約 25% 値上げしたと述べた。当時、数十社の公式サイトの公表価格をまとめる公開指数 getdeploying の一年の累計上昇率は 5% だった。一回の値上げと一年の累計では期間が違い、二つの数字は同じ種類の価格も測っていない。CoreWeave の第 2 四半期決算によれば、売上の 98% は使っても使わなくても支払う約定契約から来ており、従量課金は約 2% にすぎない。公式サイトの H100 の一基一時間 6.16 ドルは、この指数が拾う価格そのものだ。25% の値上げは、新規契約と更新契約に乗った可能性が最も高い。これは深掘りレポートが決算と公式サイトから推した読みで、CFO はどの価格かを言っていない。10 月にほかの事業者が公表価格を上げると、指数の一年の上昇率は 18% に上がった。AI の計算資源が余っているかを公表価格指数だけで判断すると、市場を緩く読みすぎる。見るべきは、新規契約の単価が契約全体の平均単価をどれだけ速く押し上げるかだ。次の検証点は 11 月の CoreWeave の第 3 四半期決算である。本紙 10 月 26 日号「B200 成約価格が公表価格超え——根拠は Ornn 一社」は、指数会社一社が測った成約価格がすでに公表価格を上回ったと書き、方向は同じだ(深掘りレポートの全文)。 どう確かめたか →

出典と検証
この記事は2026年10月27日の夕刊に掲載されました(同じ号にほか 12 本)。確認の経緯、引用の照合、その日に確認できなかった資料は、その号の本日の検証にあります。
この記事を引用
SecondSource(2026)「CoreWeave、全機種を約 25% 値上げ——対象は不明」https://secondsource.io/ja/news/2026-10-27-6/ (閲覧日閲覧)