GPU クラウドの Lambda はアラバマ州の拠点への入居を発表し、投資額は自己申告の推計で 331 億米ドルだが、電力供給は規制当局の承認待ちである
(出来事は 11 月 4 日)

GPU クラウド事業者の Lambda は 11 月 4 日、開発事業者が用地を整えるアラバマ州 Lowndes 郡の Red Clay キャンパスに入居すると発表した(Lambda、2026-11-04)。Lambda の拠点で見通しを左右するのは、電力の承認待ちと、Marketplace が報じた地元の反対看板の多さの二つである。
用地を整えるのは開発事業者 Cloverleaf Infrastructure である。Lambda の自己申告では、同州への投資は推計 331 億米ドルで、2027 年第一四半期に着工し、工期は最長五年の予定だ。これは推計の総額で、すでに投じた金額ではない。発表に容量は書かれておらず、メガワットあたりの費用は計算できない。電力は Alabama Power が供給するが、規制当局の承認を待っている。Lambda は、電力供給と送電網設備の費用をすべて Lambda が払うとも書く。公共メディア Marketplace は 10 月 29 日に同じ土地を報じたが、当時 Lambda には触れていない。同報道によれば、この郡にはゾーニング法がなく、データセンター反対の看板は選挙の看板より多い(Marketplace、2026-10-29)。
まだ言えないこと: 331 億米ドルは Lambda が自己申告した推計である どう確かめたか →
次に注目するのは、Alabama Power の電力供給の承認と、2027 年第一四半期に着工するかである。
答え合わせ: 本紙は 8 月 7 日、Kimi K3 を開発する Moonshot は一定の売上に達した推論事業者に別途ライセンスを求めることで、自社 API の価格の下限を守れると判断した。そのうえで、11 月 5 日までに第三者の価格が Moonshot より 12% 以上安くなることはないと予想した。結果は外れだった。AI モデルの価格を比較するプラットフォーム OpenRouter では、第三者の 30 エンドポイントのうち 16 が 12% 以上安かった。ライセンスで価格を守れるという読みは弱まり、値引きの原因はまだ定まっていない。カード →
出典と検証
この記事は2026年11月6日の夕刊に掲載されました(同じ号にほか 17 本)。確認の経緯、引用の照合、その日に確認できなかった資料は、その号の本日の検証にあります。
この記事を引用
SecondSource(2026)「GPU クラウドの Lambda はアラバマ州の拠点への入居を発表し、投資額は自己申告の推計で 331 億米ドルだが、電力供給は規制当局の承認待ちである」https://secondsource.io/ja/news/2026-11-06-4/ (閲覧日閲覧)