SecondSource一次情報から判断を組み立てる

AWS の 11 月 2 日の週報によれば、OpenAI の GPT-6.1 Terra が Amazon Bedrock で一般提供になり、価格は GPT-6.1 Sol の半額以下である。

コンセプトイラスト:淡い灰色の壁に枠付きの大きな窓がある。窓の中の左には SOL と書かれた黒い画面が無地のベージュの台の上に立ち、手前のトレーには硬貨が山盛りに積まれている。中央には TERRA と書かれた赤い画面があり、手前のトレーの硬貨は小さな山だけで、二つの画面の上にはそれぞれ灰色の線が入った吹き出しがある。その右には絡み合った図形と OPENAI の文字が入った立て札があり、窓の端から灰色の画面がのぞいている。BEDROCK と書かれた黒い帯が TERRA の画面の下から立て札と灰色の画面の下まで伸びている。窓の右の壁には大きな AWS の文字、その下に小さな小文字の aws とオレンジ色の弧線があり、さらに右に灰色のドアがある。 画像内の文字:少なくとも50% TerraはSolより安い、AWS週報。

Terra の価格は Sol の半分以下だが、品質は OpenAI の自己評価だけで、第三者の再現はない。Bedrock は、企業が一つのインターフェースで複数社のモデルを使える AWS の基盤である。GPT-6 系の旗艦は GPT-6 Astra で、Terra は日常業務向けのモデルだ。週報は GPT-6.1 Sol の位置づけに触れていない。週報によれば、Terra の入力と出力の価格は GPT-6.1 Sol と前世代の GPT-5.6 Terra のどちらより少なくとも 50% 低く、最大 100 万トークンの入力を読め、画像も読める。単価そのものは週報に記載がない。週報は OpenAI 自身の評価 Agents’ Last Exam の結果を紹介している。この評価は、モデルが多段の作業を単独で完了できるかを試すものだ。Terra は GPT-5.6 Terra より 15 ポイント高く、GPT-6 Astra と並んだ。作業を終える速さは、GPT-5.6 Terra と GPT-6 Astra のどちらと比べても 3 倍以上だった。週報の筆者 Daniel Abib 氏は、これは OpenAI の数字で独立した試験ではないと注記しており、週報には実際のスコアも速さの測り方もない(AWS の週報、2026-11-02)。週報が添えた AWS の提供開始の告知は 10 月付で(AWS の提供開始の告知)、正確な日付は週報にない。 どう確かめたか →

出典と検証

この記事は2026年11月3日の夕刊に掲載されました(同じ号にほか 4 本)。確認の経緯、引用の照合、その日に確認できなかった資料は、その号の本日の検証にあります。

この記事を引用

SecondSource(2026)「AWS の 11 月 2 日の週報によれば、OpenAI の GPT-6.1 Terra が Amazon Bedrock で一般提供になり、価格は GPT-6.1 Sol の半額以下である。」https://secondsource.io/ja/research/2026-11-03-1/ (閲覧日閲覧)