今日 · 投稿 10 月 23 日
Saxe 氏、今は防御側の小康期とみる——被害データは添えず
セキュリティ研究者の Joshua Saxe 氏は、AI の攻撃能力が上がってもサイバー犯罪の被害は同じ速さでは増えず、今は防御側の小康期だとみる。 理由は、犯罪者の技術水準が総じて低く、制裁とモデルへのアクセス制限にも縛られることだ。ランサムウェアは登場から大規模になるまで何年もかかり、国家が新しい技術を取り込むのも遅い(Joshua Saxe、2026-10-23)。Saxe 氏の主張は、リスクがどれだけ速く来るかを決めるのは技術が広がる速さで、能力が伸びる速さではないというものだ。Princeton の研究者 Arvind Narayanan 氏はこの投稿を共有して支持した。能力は上がっているのに被害が同じように動かないことが、AI の安全政策で最も扱いにくい点だという(Arvind Narayanan、2026-10-23)。これは Saxe 氏個人の判断で、投稿に被害の時系列データは添えられていない。図表を付けた同氏の長文は未読である。被害がまだ増えていないのは、統計が遅れているだけの可能性もある。本紙の読みでは、この枠組みは答え合わせができ、見るべきはランサムウェアと侵入事件の被害の時系列で、試験でのモデルの点数ではない。 どう確かめたか →

出典と検証
この記事は2026年10月24日の夕刊に掲載されました(同じ号にほか 11 本)。確認の経緯、引用の照合、その日に確認できなかった資料は、その号の本日の検証にあります。
この記事を引用
SecondSource(2026)「Saxe 氏、今は防御側の小康期とみる——被害データは添えず」https://secondsource.io/ja/expert/2026-10-24-1/ (閲覧日閲覧)