SecondSource一次情報から判断を組み立てる

Exponential View の著者 Azeem Azhar 氏はマッキンゼーに反論し、データセンターが本当に競うのは電気料金ではなく、電力につながる速さだとした。

(10 月 31 日)

コンセプトイラスト:マスタード色の背景に、スタンドに立つ大きなボードが左右2つに区切られ、それぞれにサーバーラックが並ぶ「DATA CENTER」と書かれた白い建物、その右にコンセントの付いた電柱、屋根の左端から下がる札が描かれている。左側の札には「POWER PRICE」と書かれ、「MCKINSEY」と書かれた看板から上向きの矢印がそれを指し、細い白いコードのプラグは電柱のそばの地面にある一方、右側の札は無地で、太い赤いコードのプラグが後ろに動きの線を引きながら右のコンセントの方を向いており、右下ではスーツ姿の人物の黒いシルエットが赤いプラグを指さし、右上隅には大きな黒い開き引用符がある。 画像内の文字:Azhar:料金でなく電力につながる速さ。

本紙の推論:Azhar 氏が正しければ、テキサスの許可停止で送電開始が遅れる影響は、電気料金の差よりデータセンターのコストに大きく響く。Azhar 氏はテック業界のニュースレターを書くアナリストで、10 月 31 日に X で、マッキンゼー・グローバル・インスティテュートが自社レポートを宣伝した投稿に応じた。マッキンゼーは、世間の関心はチップにあるが、データセンターの経済性を本当に決めるのは電気料金だとした。同じデータセンターでも、メガワット時あたりの電気料金は中国で 200 ドル、ロンドンで 380 ドルになるという(McKinsey Global Institute、2026-10-31)。Azhar 氏の反論はこうだ。電力はデータセンター全体のコストの一部にすぎず、大きいのは資金調達と減価償却である。重要なのはどれだけ早く電力につながるかで、早くつながる利点は余分に払う電気料金をはるかに上回る(Azeem Azhar、2026-10-31)。双方ともコスト構造の数字は添えておらず、マッキンゼーの 200 ドルと 380 ドルの算出方法も書かれていない。 どう確かめたか →

出典と検証

この記事は2026年11月5日の夕刊に掲載されました(同じ号にほか 13 本)。確認の経緯、引用の照合、その日に確認できなかった資料は、その号の本日の検証にあります。

この記事を引用

SecondSource(2026)「Exponential View の著者 Azeem Azhar 氏はマッキンゼーに反論し、データセンターが本当に競うのは電気料金ではなく、電力につながる速さだとした。」https://secondsource.io/ja/expert/2026-11-05-1/ (閲覧日閲覧)