Ryan Greenblatt 氏は、AI ソフトウェア研究開発の速さがすでに AI 自動化がまったくない場合の約 4.5 倍だと粗く推定し、今年は 1.15 倍から 1.3 倍とみていた予想は誤りだったと書いた。

Greenblatt 氏の 4.5 倍は METR の約二倍から換算した個人の粗い推定で、前提も本人の推定であり、本人は METR に勤めていると述べている。同氏は公開版の報告だけを使うと明記し、比較の相手は AI 自動化がまったくない場合で、換算には三つの仮定を置いた。進展の約 2/3 はソフトウェアによる。ソフトウェアの進展が一年分増えるごとに研究開発は約 2 倍遅くなる。報告が示唆するところでは、ソフトウェアの進展はすでに 0.35 年から 1.0 年分多い。Greenblatt 氏はさらに、4.5 倍という推定により 1 年から 2 年以内に超知能が現れる可能性を大幅に引き上げるとする(Ryan Greenblatt、2026-11-05)。4.5 倍が測るのは AI ソフトウェア研究開発の速さで、METR の約二倍が測るのはモデルの能力の伸びである。Greenblatt 氏の入力は METR の数字そのものなので、独立した第二の出典には数えない。 どう確かめたか →
出典と検証
この記事は2026年11月6日の夕刊に掲載されました(同じ号にほか 17 本)。確認の経緯、引用の照合、その日に確認できなかった資料は、その号の本日の検証にあります。
この記事を引用
SecondSource(2026)「Ryan Greenblatt 氏は、AI ソフトウェア研究開発の速さがすでに AI 自動化がまったくない場合の約 4.5 倍だと粗く推定し、今年は 1.15 倍から 1.3 倍とみていた予想は誤りだったと書いた。」https://secondsource.io/ja/expert/2026-11-06-1/ (閲覧日閲覧)